2009/5/6(水)「GALAC」6月号が経済ジャーナリズムを特集

「GALAC」2009年6月号で、経済ジャーナリズムを検証する特集を組みました。題して「テレビは経済が苦手!?」。

優れた経済ジャーナリズムが今ほど求められている時代はありません。未曾有の経済危機、揺らぐ雇用情勢、相次ぐ企業不祥事、年金や保険への不信…。気がつけば、経済はテレビ・ジャーナリズムにとって、最も重要なテーマのひとつになっています。そこで、テレビで経済を伝えることの難しさと面白さに迫ってみようと思いました。

今回、この特集を企画をしてみてわかったことは、経済ジャーナリズムの研究はまだまだ未開拓の領域だということ。「経済」の研究者はたくさんいるし、「ジャーナリズム」の研究者もたくさんいる。しかし「経済とジャーナリズム」の両方を結びつけて論じることができる研究者はなかなか見つかりませんでした。

これは何も「経済」に限ったことではなく、「医療とジャーナリズム」「司法とジャーナリズム」「科学とジャーナリズム」「教育とジャーナリズム」などでも、同じかも知れません。現代のジャーナリズム研究が取り組むべき新たな課題はまだまだたくさんありそうです。(丹羽美之)

「GALAC」2009年6月号、表紙は松本潤

「GALAC」2009年6月号、表紙は松本潤

特集「テレビは経済が苦手!?

・座談会 経済危機にメディアはどう向き合うか/塩田真弓×寺園慎一×岡田広行

・テレビ経済報道の問題点/山田厚史

・テーマ別経済報道検証(「金融危機」浜矩子、「労働・雇用」雨宮処凛、「年金」岩瀬達哉、「企業不祥事」駒橋恵子)

・テレビで見る経済/柳川素子(「ガイアの夜明け」加増良弘、「がっちりマンデー!!」大松雅和、「ハゲタカ」訓覇 圭)